中村半次郎こと桐野利秋について

1838年鹿児島県生まれの薩摩藩士、中村半次郎こと桐野利秋。
元々は武士の家に生まれたものの父が流刑罪に処されてからは田畑を開墾し生計を立てていましたが、同郷の西郷隆盛と出会い以後右腕として混乱の幕末期から明治初期にかけてサムライとして生き抜いていった男です。
その男の半生を描いたのが、2010年10月に全国公開された半次郎という映画です。

主演は桐野利秋や西郷隆盛と同じく鹿児島県生まれの俳優、 榎木孝明さん。
1970年代後半から俳優活動を開始し、数々のドラマや映画、舞台で持ち味を発揮しています。
その他にも絵を描いたり本を執筆したりと多方面で活躍している榎木さんですが、学生時代に桐野利秋に興味を持ち始め色々調べていくうちに人間性などに惹かれ、この映画の企画を13年間暖め続け、監督やキャストの人選、映画に出てくる小道具や制作費に渡るまで自ら積極的に各方面に働きかけて実現させました。

桐野利秋は幕末の志士を取り上げた小説や映画などでは端役として出てくることが多いのですが、今回は今まで端役として取り上げられてきた人物を主役として描いているということで幕末ファンにも関心の高い映画です。
また桐野利秋は冴え渡る剣術の持ち主だったことから別名、人斬り半次郎とも呼ばれることが多かったのですが、この映画では人情に厚いやんちゃな人物像が描かれています。これまでの桐野利秋に対するイメージを大きく変えた映画だと言えます。

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